アスペクト比とは
映像(画面)の縦横比率のこと ブラウン管テレビなど従来から続くスタンダード(4:3)とハイビジョンタイプ(16:9)が主流で、最近ではスーパーワイド(16:10)も存在します |
(アスペクト比が合わない現象を再現)
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(用意したもの)
4:3と16:9ディスプレイ、録画装置を調達 |
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まず防犯カメラ(16:9)モードで映像を撮影 |
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次に(4:3)モードで映像撮影
この2枚の映像データをそれぞれディスプレイに強制表示させてみます |
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16:9ディスプレイに4:3映像を無理やり表示 太った?(~_~;) |
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4:3ディスプレイに16:9映像を無理やり表示
スリム!(゚Д゚;) 結果:縦/横の比率は大事! |
【ディスプレイを選ぶ時の注意点】
ディスプレイの大きさを表す単位"インチ"はパネル縦横の対角線の長さを表します「1インチ=25.4mm」となります
(例:20インチディスプレイでの比較データ)・パネル16:9=スクリーンサイズは幅:443mm、高さ249mmとなります
・パネル 4:3=スクリーンサイズは幅:406mm、高さ305mmとなります
同じスクリーンサイズであってもアスペクト比により縦・横の長さが大きく変わるのが分かります。しかしインチ数/アスペクト比が同じものであってもメーカーによってスクリーンの縦横の長さが若干異なる点に注意が必要です
(例:21.5インチ 16:9ディスプレイでの比較データ)
・標準的なディスプレイサイズ 幅:476.0mm、高さ:267.7mm
A社(※ランダムに検索)幅:476.6mm、高さ:268.1mm
B社(※ランダムに検索)幅:476.1mm、高さ:267.8mmと若干異なります
最後に映し出すコンテンツ映像について表示解像度やアスペクト比(4:3や16:9)に対応しているかを事前に把握する必要があります。例えば防犯カメラ(フルHD~4K)映像では16:9が標準となりますが、アナログCVBSカメラ映像などは4:3のものが多く存在しているため、それに合ったディスプレイサイズが必要です
【アスペクト比(4:3)の種類】
CIF(288×352)、QVGA(320×240)、VGA(640×480)、SVGA(800×600)、XGA(1024×768)など
【アスペクト比(16:9)の種類】
HD(1280×720)、フルWXGA(1366×768)、フルHD(1920×1080)、4K(3840×2160)など
映像に対して"アスペクト比が異なる"ディスプレイを使用するとき「画面端切れ/縦長/横伸び」現象になり適切に表示出来ない場合があります
【関連項目①】解像度とは
【関連項目②】CVBS(コンポジット映像)とは
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